うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うにうに
また一つ零してしまういっぱいに広げた腕がまぼろしを抱く
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うにうに
目覚ましのベルの不快な高音の鳴り止むまでをひたすら睨む
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下地杏
真剣にイタリア語など覚えてる見知らぬ人よ幸せであれ
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うにうに
蘇生する術持たぬまま砂浜に打ち上げられた鰯と私
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星野冴子
梔子の甘き香りが溶けていく夜の公園ぶらんこをこぐ
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やすむ
胃の下の秘密の沼に吐き捨てる「順でも量でも好きにしてくれ」
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椿
一束に留むるりぼんの銀のふち二十歳過ぎしも髪かざり映ゆ
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赤橙黄緑
携帯で起こされ二度寝したけれど夢の続きがみれなかったじゃん
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葉月きらら☆
乳房まで愛しく思うものならば 美しくあれ変わらぬままに
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詠み人知らず
ひたひたと月光そそぐ器から刹那立ちのぼる睡蓮の夢
7
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やすむ
最後までいついてくれたカナリアも放し数分後の未来に耐える
7
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詠み人知らず
姿勢良き君の姿は凛として 洗練されし菖蒲の紺色
7
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詠み人知らず
金の鬼 あの娘が慾しい 可愛い娘 銀の鬼はね 貴女が慾しいと
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公子
何にでもカロリー表示やめてほしい食べたくたってなかなか買えない
3
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詠み人知らず
暗港にバナナのやうな月 一艘 還りは私をさらってゆくよ
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公子
自家製と友がケチャップ送り来る都会の吾に返すものなし
3
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詠み人知らず
巻貝の階段 昇れば海の底 蒼き泡沫 人魚は独り
6
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ほたる
バレリーナ幼き少女の指先は 若葉のようにツンと愛らし
2
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椿
気にかかるひとのありせば昨日よりおもひを増したハートなのかも
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浅草大将
碓氷坂恋しき芋を呉れ呉れと芋甕を掘り忘らえぬかも
4
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