うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫苑
ひととせの罪溶かすごと夕月の花色に染む空のぼりくる
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紫苑
新しきあるじの思ひ身にうけよ百年を経しうつはを包む
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詠み人知らず
妹が届けてくれたのし餅に父は喜びありがたいと言う
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やすむ
真面目なもんでぜんぶ忘れるのはできないけど先週の珍事くらいから忘れてこうかな
2
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詠み人知らず
カシミアのコートの手触り確かめて大切にされてみたくなる冬
7
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村木美月
バラバラとこぼれて落ちた真心を両手で掬いあなたを想う
12
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庭鳥
大掃除する気は起きず新年を迎えにくのはカレンダーだけ
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庭鳥
かりかりと音をたてては嚥下され胸を埋めてくじゃがりこチーズ
3
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まるたまる
裏庭に散りもせずセピア色した紫陽花はさながらアートのように
8
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黒須牡丹
ハンデ差をつけてかけっこする兄弟「よーい！」の声で前のめりに ドン
1
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黒須牡丹
力こぶつくるは易し心鼓舞するは難きの我が身なりけり
1
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さる
数々の名曲のこせし耕筰忌 孫らと唄う 赤とんぼの歌
4
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平 美盛
我が恋は 二年前の あの日より 君の笑顔に 捕われている
4
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山桃
人の世に生くるに難きことあればうつろふるこそ心なぐさめ
8
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まき
まっすぐな飛行機雲の素直さで君を愛せたならばよかった
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卯月
実は私の携帯電話はＥメール受信するたび猫が鳴きます
3
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soulword
なにげない会話から奴隷が顔を覗かせるこれが生きやすさの「もと」
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凍
虹色の陽炎残し遥かなる富士に桜の季節過ぎゆく
3
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やすむ
何度目かの夢のほとりに立ったけど選ぶ、楽しい現実を、四秒で。
1
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久哲
夕凪にとまどう僕の反措定 緑ジャージで走れいもうと
5
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