うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
水ぬるみ山から降りた田の神が田の面に印す緑の読点
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桃山
一年前結婚式の会場がノーマスクだった楽しき記憶
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音弥
汗まみれホコリまみれは昨日まで意外と高きポテンシャルを誇る
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只野ハル
万年筆のカートリッジ変えて試しに「試し書き」と書いてみました
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只野ハル
夏立つ日季節外れの雪降らすひとり遊びの夢見る小鳥
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只野ハル
白みゆく窓の向こうで小鳥たち囀り出せど目覚ましはまだ
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名鈴
無償の愛 与えられるのは 子でなくて その不完全な 親の方だった
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舞
誰がために残る桜か山桜誇ること無く見せんともせず
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び わ
越えていく運転免許返上し安全の為生活を替え
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横井 信
さざなみの音もかすかに葦原をそよぐ夏風みどりのかおり
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ななかまど
多くても少なすぎても脇役で苺を包む大福の餡
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河のほとり
めぐり会ふ命うれしき春の世をのどかに照らす清き日のかげ
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谷村思亜
ゼライスのように悲しみふくらみぬ 我が全繊維よ散らばれすぐに
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只野ハル
詠み人にも読む人にもなれぬまま無灯火で夜道行く心地す
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御宿川蝉
五月晴れ 二葉葵を輝かせ 腰興の列の歩む 夢みる
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桃山
過ぎゆけば休暇の中身が濃かろうと薄かろうとも日常のもとに
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舞
サッポロの空に似合いのカモメ翔ぶま白のつばさ軌跡ひきつつ
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葛城
五月雨は梅雨の雨とぞ教へくれし己の無學羞ずばかりなり
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詠み人知らず
洗濯機 回して洗い 脱水し 少し遠いよ コインランドリー
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び わ
運転の免許返上思案せりやむ無き事か高齢者故
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