うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
灰色猫
生命を枯れゆく花を亡骸を奪い去りゆく秋の風葬
10
もっと見る
-
灰色猫
冬ですねこの一年にどれだけの熱い思いをあたためましたか
8
もっと見る
-
灰色猫
まだおまえ散りたてなんだな艶のある林檎のような香りの落ち葉
13
もっと見る
-
灰色猫
鈴虫の音色が眠る冬の田はまだ暖かいまだ暖かい
7
もっと見る
-
灰色猫
バファリンは優しさたちで出来ているだけどわたしは早めのパブロン
7
もっと見る
-
灰色猫
そこの君ちょっと魔法を覚えない？ぼくの命を再生しない？
7
もっと見る
-
灰色猫
我々は神であるのか孤高なる虎であるのかにゃんにゃんなのか
6
もっと見る
-
天鳥
寒さが緩むはずの今日天気予報の言葉あたったのおやつの頃に
2
もっと見る
-
滝川昌之
暮れ残る入り日に浮かぶ影の富士 寄り添いたげな夕月呼びて
18
もっと見る
-
夕夏
かみがおられてなせるわざひとよひとよにいのりをこめておりせんば
1
もっと見る
-
へし切
見晴るかす富士の高嶺に白雪の澄みわたる空にかかる雲なき
16
もっと見る
-
松本直哉
霜さゆるあしたの空の結ぼれを解きつつなくや朝鳥の声
1
もっと見る
-
灰色猫
身代わりにあたしの影が落日の線路に伸びて轢死するのよ
9
もっと見る
-
源 漫
粉雪を捲き込む風の人の目を迷はすままに日は暮れにけり
4
もっと見る
-
朔夜
電線の碍子の唸りを受け止めて君はいずこへ向かうつもりか
5
もっと見る
-
千映
信楽焼きたぬきが寒いというもので吾のセーターで帽子を作る
6
もっと見る
-
夕夏
地上で一番大きな輪を探す南と北を分ける赤道
2
もっと見る
-
名鈴
何事も 偶なりとは 冷たまし 後生願ひは 人の性あらむ
8
もっと見る
-
つばす
鴨ととも冬の寒気が舞い降りて 霜立つ森へ一夜で一変
2
もっと見る
-
滝川昌之
くしゃくしゃの鈴懸落ち葉 風邪ひいた誰かが鼻かみ散らかすごとく
15
もっと見る
