うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
-
空き缶
下血した鮮血黙って流し去り人はいつかは死せるものなり
3
もっと見る
-
和花
「今度また一緒に飲もう」はもうないね 君の笑顔は天に消えゆく
1
もっと見る
-
和花
思ひ出にふと現はれし君の影三日の後に訃報を受けぬ
2
もっと見る
-
アガサ
十六夜の月を待たずに逝く猫の 痩せた躯にちゅうる抱かせ
4
もっと見る
-
アガサ
難病の 愛猫さすり 見上ぐれば 幾重もかかる 涙の寒月
6
もっと見る
-
ＫＥＮ
はごろもの 柔さの程に 降り染めて 花野宥める 今朝の雨かな
12
もっと見る
-
朔夜
娘さん木綿のハンカチもらったか今も気になる昭和の歌謡
11
もっと見る
-
トウジさん
果てなくに思い募りて空けるは心ならづも妹の魔障に
4
もっと見る
-
灰色猫
飢えて死ぬ銃に倒れる悲しみがあなたでなかったことに感謝を
13
もっと見る
-
灰色猫
お月様この手を取ればわかります地球がいかに冷えているかが
8
もっと見る
-
やまざくら
新米の 炊き立て夫に まづ供へ 秋桜揺るる 丘の日想ひぬ
10
もっと見る
-
秋日好
待ち合わせしなくていいよと言ったけどしてくれたから思い出がある
11
もっと見る
-
秋日好
木の葉舞う径の遠くに君の影貼り付けてみるあちらこちらに
10
もっと見る
-
南都
燃料をほぼ焼き尽くし太陽が終の力で紅い血を吐く
4
もっと見る
-
ななかまど
亡き母が詠みたる歌の筆の跡ひとつひとつを辿りて秋の夜
12
もっと見る
-
ＫＥＮ
旅立ちぬ 蝶を偲ぶや ふぢばかま 紫匂ふ 雨の天武忌
12
もっと見る
-
灰色猫
爽快なギターフレーズを弾くたびに少年の日の憧れにいる
8
もっと見る
-
ＫＥＮ
朽ち行く葉 枝より舞へば 奧の月 こかげひとかげ 一重に写し
10
もっと見る
-
トウジさん
足踏みて居るも刻は追いつかぬ解しも行方の背に逆らえず
3
もっと見る
-
艸介
喉の裏に張り付くような焦りから 逃げて今宵も月を睨まむ
5
もっと見る
