うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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只野ハル
することもなく横たわる梅雨最中長い午後には音のない雨
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きりあ
書評書き冷静さを養っていく枡野さんのくじけなを読んで
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おだ
さみだれの雨ふりかかる空しづか蒼く白くも照り上がりつつ
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詠み人知らず
価値のないヒトはどうして生き抜くか地には答えの読めるでもなく
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詠み人知らず
よくしゃべる奴は生涯しゃべってる周りは口をつぐむ生活
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詠み人知らず
相談をしやうと思ひ振り向けばだあれもいない生涯いない
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三沢左右
佯狂の人の瞳にひらめいて光遥かに響く遠雷
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三沢左右
片付けもされず残ったクリスマスツリーに褪せてゆけ願い事
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猿ノ丞狂介
たらちねの母のかたみを手に添へて出づる女を関なとどめそ
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おだ
かなしみは曇り空みな散らしゆく五月雨のあめ地にふりかかる
1
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おだ
山鳩の声とどまりてなかぞらの色おそろしく雨ふりかかる
6
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おだ
精神を病んでゐますが新聞の契約せまるあなたの命
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ほたる
深呼吸できなくて壊れそうな時わたしはわたしを抱きしめて泣く
5
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おおみはじめ
チョコレート好んで食べておりましてバンタム級になれないのです
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みやこうまし
盛り上がり零れそうでこぼれないコップ切羽の水のふん張り
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まるたまる
昨日とは違う私の細胞におはよう！いつも新らしい朝
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狭霧
さぁ呑もう抹茶まっこりにっこりとほほえめば君のあそこもっこり
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狭霧
花茣蓙と枕屏風で昼寝せし女の姿のゆかしかりけり
4
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狭霧
身分かれて毛蟹の甲の山と積める次待つ友よ今かわり来つ
4
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あそびくも
覚めるなら然もあらばあれ玉響の夢の汀で口笛を吹く
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