うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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卯月
誰もいない家に毎日鳴り響く火星の朝の目覚まし時計
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羽
群れにいる覚悟むれから出る勇気もたざるものが沈む水底
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餅野ロン代
ごはん食べサラダを食べて肉を食べその間ほんとに食べているだけ
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餅野ロン代
雑な部屋四角いものを積んでみた正しく丸い体が残った
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餅野ロン代
染め抜いた白の白さに白を見た白日の下 皮膚は流れる
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薫智
６年も東京いても人混みは落ち着かなくていまだに慣れず
8
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薫智
道迷う方向音痴属性は視野を拡げる為とウソぶく
14
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卯月
来年の話をしよう来年はここにいないとわかっていても
11
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光源氏
ありがたう叔母の最後の言の葉を家族に傳へ涙こぼるる
14
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只野ハル
幸せな記憶閉じ込め動かないビデオカメラ埃に埋もれて
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餅野ロン代
怒らんと言うから顔にパルメザンうそつきあなたは烈火のごとく
3
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餅野ロン代
駅構内虫の息つく点灯虫母船を呼んで星へ征く虫
1
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薫智
疲れててやけにアイスが食べたいと今日は甘党注意報です
9
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澤木淳枝
重陽に 生まれし君の 初七日が 重陽なるは 何の因果ぞ
11
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山田杜魚
亡き母の財布に戒名畳まれき吾に流れし姉のありしか
4
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ミニ
未来など見えやしないよ我の目は過去に復讐される永遠
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薫智
世界一孤独を好むスナフキンそれなら僕は優しさにする
11
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薫智
段々と何故か体重落ちていく痩せてるんだかやつれてるのか
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大河千紋
ひとりきりさびし刃はあらがねの土佐を思ふもまたひとりきり
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卯月
さようなら地球さよなら子供たち僕は一人でピアノを叩く
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