うたの一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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みやこうまし
身上は所詮機械か扇風機ごみの捨て場に首折れてあり
10
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卯月
女神などなれないままにわたくしは君と別れの大人のキスを
8
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たんぽぽすずめ。
勤勉と言うよりエゴのブロックがバベルを立てる 歴史は巡る
6
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でくのぼう
憤怒せよ月夜の浜に瓦礫見つ泪しかない喪失のとき
12
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聴雨
をりをりの花を歌へる唇は消えゆく月のともしびに似て
18
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芳立
法師蝉たれのゆくへを思ひつつ七日七日を鳴きや継ぐらむ
8
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高島津 諦
老衰で死んだと思ってくださいな二十二年が私の寿命
2
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光源氏
惜しむらく七日七日の蝉の聲薄葉の影に暮れるはかなみ
9
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七色コイン
寂しけりゃおれの身体で飲むといい(親父旨いか?)写真見て飲む
18
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ケンイチ
日も忘れ千重に積みたる面影を心に航くべし鬱憂の空
13
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ケンイチ
君を恋ふ雑踏の暮れ方に酔ひ言葉は上の空に惑へる
17
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光源氏
亡き人をしのぶ宿りの村雨にいとせきがたき秋のゆふぐれ
12
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ケンイチ
まだ明けぬ夜の広きにひとりいて鏡のなかに浮き立つ灯影
12
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紫苑
ゆふだたみ手向の山にくにたみの嘆き募れる雨やめたまへ
14
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たんぽぽすずめ。
コカコーラリットル瓶に十円を貯めて時はしあわせだった
5
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河のほとり
沖つ鳥むせぶを霧の導にてやがて隠れる舟の影かな
9
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みつば
「ばあちゃんの誕生日だから」とか言って また引き延ばす あたしの命日
5
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みやこうまし
糸瓜忌の八百屋にみかん柿ならび寺鐘を聞けば法隆寺かな
4
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やすむ
てなわけでセブンティーンアイス食べながら走っていきます どろん
2
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紫苑
我よりも先に死ぬるな肩越しに眺むる星の緋うすれゆく
8
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