うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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トウジさん
バイトから 君は自転車 我が家へ戻る 見かけて共に 楽しき昼餉
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ななかまど
天が泣き川が叫ぶや水の星しぜんの沙汰の映像つらし
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滝川昌之
書道後の水に流した墨のごと湧き出す雲は急告げる雲
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西村 由佳里
何年もひたすら絵本に取り組んで気が付けばもう我の人生
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コタロー
梅雨晴間鳶職人はカンカンと農婦は笑顏で土をいぢりぬ
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コタロー
雨の中濡れて咲きたる紫陽花をでんでん蟲が慰めてゐる
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コタロー
梅雨の日のステイホームは寂しくてオリビア聽ゐて癒されてゐる
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コタロー
梅雨晴間池の周りに生茂る草花たちはぐんぐん伸びる
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コタロー
梅雨晴間一年生はカラフルな傘を廣げて笑つてをりぬ
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夕夏
さんやおろそかにしすぎたにがわをくだるまたていぼうのつちけずり
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千葉 甫
六度目で留守番電話へ切り替わる呼び出し音を聞く数えつつ
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夕夏
せっけいもくちをにごせばぜっけいによいいみであればよいがかなし
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夕夏
すいしんがさんめーとるのきょだいだむたくちのみこむせっけいなんて
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舞
佳き風に清やかに揺れる青竹の光り美し文月の朝
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名鈴
誰一人 欠けず面を 合はせつつ 命を守るを 称ふる村人
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たみ
里は池に村は湖に町は海に天を穿ったのは誰？
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たみ
ひたひたと浸み来る水が怒濤となり家を呑み込む 九分間
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つばす
七夕の地上の川は厳しくて おどろおどろと恐怖を撒きをり
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夏深
空向かい祈りて合わす両手はふくらみ光放つ蓮池
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たみ
彦星よ織り姫よカササギに告げよ星をくはへて穴を塞げと
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