うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
鴫沢葦穂
線香の煙にまぐれ落つる蚊の空指す脚を見るぞ哀しき
24
もっと見る
-
虹雲
引継ぎし餓死の遺伝子この村の稲田に沿いて彼岸花烟る
11
もっと見る
-
早蕨
水に代え暗黒ひたと湛え居る海を顕にみせる満月
7
もっと見る
-
虹雲
流れ出ぬ血を持つ花か曼珠沙華消え行くなべて無念の静寂
5
もっと見る
-
詠み人知らず
三月ぶり夫と食事にでてみると雲間から満月の出でてきぬ
15
もっと見る
-
詠み人知らず
ますらをの烈しきものに紛るれど絶えず妙なるたをやめの糸
10
もっと見る
-
水葉
端際のあきの涼やかみにしみてみあげもみえずこの月の月
4
もっと見る
-
詠み人知らず
黄色の月の光にてらされて桃の萩花つややかに色めく
13
もっと見る
-
＊なび＊
お彼岸に冷やし中華をつるつると 何かおかしいお天道様よ
6
もっと見る
-
詠み人知らず
爽やかな秋の空気をふるわせて鳴く虫の声虫時雨かな
12
もっと見る
-
まるたまる
吾が庭のコスモス蕾も付けぬまま萎れゆくのはなんと哀れか
13
もっと見る
-
まるたまる
永遠に終らぬ夏をどう思う第三東京市民の憂鬱
20
もっと見る
-
半格斎
尺丈の里芋の葉で珠となりはじけて散りぬ秋の小雨よ
12
もっと見る
-
詠み人知らず
夕暮れの石水渓の山なみにくじらの雲が茜にそまる
16
もっと見る
-
詠み人知らず
記録てき猛暑も今日でおしまいと天気予報のたまふこれいかに
10
もっと見る
-
舞
その内に炎孕みて秋一字紅葉燃え立つ山の端に見る
1
もっと見る
-
雪割草
秋虫が夏の終わりを歌う夜月が照らすは夏の思い出
8
もっと見る
-
雪割草
すず虫の歌声響く秋の夜を輝き照らす中秋の名月
4
もっと見る
-
まるたまる
肉眼でその輪郭はぼやけてるでも月光はこの身に注ぐ
7
もっと見る
-
れい
「言い過ぎた・・・」枕たたいて寝返ってゾウの陣痛思う長い夜（よ）
1
もっと見る
