うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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螢子
茶に燃ゆるメタセコイアの紅葉に白き雪降るクリスマス・イブ
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螢子
山茶花はまあるく刈られ街路樹と名を変えてゆく冬支度かな
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恣翁
戸を敲き 虎落笛の音 聞こえけり 明くる朝や 雪降り積まむ
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螢子
飛沫あげ猛る白波次々と生まれては寄す白兎海岸
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詠み人知らず
寒いなかピンクの冬薔薇つぼみつけけなげに花をひらこうとしている
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りゅう
晩秋の寂しさひきて霙降る空からゆるりと冬は始まる
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詠み人知らず
しぐれては雲ふきすさふ畳石あるじもみえね大屋根のかげ
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詠み人知らず
白椿ぽとりと落ちて土の上一つ二つと重なり朽ちる
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詠み人知らず
九十の野菜売りのおばちゃんがたんせいこめたはくさい美味し
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薫智
青い空見ててどうでも良くなってでっかく生きる綺麗に生きる
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恣翁
木枯らしに 耳を澄ませば 幽きを 雑木林に 落葉囁く
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影間
独りでも祈れる夜があるように全てはゆっくりつくられたのよ
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詠み人知らず
今年もまた蟹シャボテンがつぼみつけピンクの花をしなだれさかせり
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詠み人知らず
蜜柑皮鍋でにたてて液つくり床をみがけばぴかぴかひかる
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芳立
小夜ふけて雨は雪にと聞きながら晴れてぞひとりふしまちの月
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詠み人知らず
イブの朝山にうっすら雪かかり寒さにほおを思わず引き締む
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詠み人知らず
水沢の茶畑に咲く茶の花はましろき花に茶香ただよわす
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お菓子
星月夜ふくろう探し聴く音は夜を忘れるエレクトロニカ
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光源氏
降る雪につつめきやまぬ美濃の里風走らかす冬の朝かな
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紫苑
ひこばえを護り来し創 枝に寄する頬に大樹のなみだ落ち来ぬ
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