うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
柴犬と白猫わかりあえなくて 狭間の野草 それで良いとし
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トーヤ
真っ白な街路灯よりはるか上北極星は月の代わりを
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詠み人知らず
プロテストソングのように夏はゆく 気だるい疲れ 昂ぶりのあと
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紫苑
あさまだき名残の月は野に揺るる狗尾草の穂先にあそぶ
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詠み人知らず
双六の振り出しにもどる我が病哀れ切なき秋の夕暮れ
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光源氏
山寺に虚しく響く蝉の聲彼岸を思すは人だけにあらず
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光源氏
うちふるふ風に向かひし鳥の群れ定めなき世を知るかのように
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舞
一夜吹く風敷きつめる枯れ葉踏む果てなく高き青空の下と
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悠々
血と塩のオヤズの漁場オッカアの浜まるごど攫われカモメこ鳴くでァ
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河のほとり
漏らさるる音にぞしるき激つ瀬の谷に砕くる霧の底かな
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恣翁
鎌なりの 光亡くせる 白き月 何も語らず 無憂に似たり
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ゆうくん
この海に 龍は潜めり 水底の 涙の響き 波に隠して
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日央
夕闇の葦の野原で微睡みし雁の翼に月ぞ宿りぬ
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日央
葦の原 黄金に光る 夕暮れに孤雁飛び立つ 果てに果てにと
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しまじま
いちょうらの 服をまといて 山々をブルーな空が 巻き雲かけむ
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河のほとり
あらしには分かるる峰の夕雲につれなき月の影ぞさしける
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たんぽぽすずめ。
日が昇る前にパシャパシャ逃げ出してたわむるような鱗雲かな
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浅草大将
天をとめ打ち初めぬらし白妙の富士の雪なる冬の羽ごろも
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恣翁
田村麻呂の 墓を訪ねて 下り行く 山科川に 曼珠沙華咲く
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しまじま
川に落ち 一葉浮きけり くるくると よどみの渦に 遊ばれけりや
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