うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
東雲に 組曲春の嵐鳴る ソリストは風 雨の連弾
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ユーカリ
空白み始発列車を待っているこのまぶしさに酔いしれる朝
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ことほぎ
土踏まず褪めた気色の顔の人 根雪の空に傘の犇めく
3
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アンリ ミネ
あめちゃんをカラリ転がす舌先で天気を占う春の闇のなか
1
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詠み人知らず
雲の向こう足踏みしてる春を待ち菜花たらの芽からりと揚げる
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猿ノ丞狂介
岡の雪と見まがふまでになりにけり経巡る春をしら梅の花
4
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モニカ
まだ雪の殘る北陸啓蟄の兼六園は氷雨に濡れて
10
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ゆうくん
微笑みの 如く光るは 霞雲 春の序章の 空に流れて
2
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ゆうくん
風に咲き 風に去り行く 香散見草 別れの手紙を 道に散りばめ
1
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あき
この雨がやまないうちに病院へいって注射をうってもらおう
9
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西村 由佳里
喜びも 憂いもみんな 受け止めて 陽は和やかに 世界を照らす
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紫苑
人波の絶へてひさしき夕ぐれに尾花をわたるはつ秋の風
7
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紫苑
棘をもてよろふ継子の尻拭くれなゐ差すを誰の知りけむ
5
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灰色猫
昨今の豆腐はどうもいけませぬ角のまぁるい乳色がいい
8
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芳立
かれ果てて葛も霊もうらみ泣く声としきけば猫の春の闇
5
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詠み人知らず
難しい難しいのは歌なのです 景色と感情の混ぜ具合など
12
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しまじま
うちなびく 春の香りは 繁みより 若青草の 匂いや立ちぬ
8
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本間紫織
ただ青は静かに笑う なにもかも流し尽くしたわたしの上で
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モニカ
冬が過ぎ春近し今この街に杉の舞ひ散る目に若葉かな
3
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舞
いにしえの大宮人の吾れなるや桜かざさん集え春の夜
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