うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
睡密堂
寒暖の差の激しさに龍の背にしがみつくように生きている
3
もっと見る
-
ななかまど
寒風に竹の穂先がしなりおりその柔らかな見事な裁き
15
もっと見る
-
三條
どのくらい早く死ねるの？ 健診の結果を見ては溜息をつく
4
もっと見る
-
痴光山
畑隅の模擬のからすは空にらむ 棒に縛られ 暮れも休めず
8
もっと見る
-
横井 信
止まらない水の流れる川岸でそっと見送る最後の列車
1
もっと見る
-
継海
丸毛糸パステルカラーの中に居て重箱の隅つついた楊枝
2
もっと見る
-
へし切
冬さりて老いにあらがひ北颪いたくな吹きそ吾ぞ歩めぬ
14
もっと見る
-
純哉
ハムはむハムはむ食パンはむレタストマト十時半の朝日差す
1
もっと見る
-
音蔵 雅秀
沁み渡る 吟詠歌謡で包み込み 時代に誘う石原詢子
2
もっと見る
-
茂作
よき苗を求めて探す年の暮れ 春に實を獲る時を思ひて
15
もっと見る
-
詠み人知らず
気持ち汲め はっきり違う 裏言葉 惑わし行方 くらます鏡
3
もっと見る
-
詠み人知らず
一番へ 足りた才能 にぶつなし 優しさ良くも 皮肉に聞こえ
4
もっと見る
-
横井 信
暖冬のずれた寒気の到来で開き始めた蝋梅の花
14
もっと見る
-
睡密堂
背表紙が日焼けした図書室の本まるで失われた物語
6
もっと見る
-
ななかまど
終章の最後の行を読んだあと初章の行にもどり本閉ず
19
もっと見る
-
杜鵑草
思ひ寝に引かれにけりな覚めがてに見る夢にこそ露もこぼるれ
11
もっと見る
-
渡 弘道
幼馴染敬語で綴る年賀状淡い想い夜の白雪
5
もっと見る
-
音蔵 雅秀
皺枯れし 特異な声でしみじみと 余韻誘う岡千秋節
2
もっと見る
-
舞
酔い帰りふと妻の背の温もりに触れてキョヒられ大人しく寝る
10
もっと見る
-
詠み人知らず
多忙な日 厚着し出向く バスの揺れ 心地よき旅 冒険疲れ
5
もっと見る
