うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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繭一路
ふるさとを想えど体遠くあり首を伸ばして雁はとぶ
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ひょっとこ斎
厳選に 厳選重ね 初投稿 拍手ひとつで 天にも昇る
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煙
いつ會へる年始は會へるの何日間まるで戀仲のやうな祖母からの文
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ひょっとこ斎
故郷の 友と過ごした あの日々を 赤壁を見て ふと思い出す
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勝家
アイフォンに 変えてみたのは よいけれど 家と職場で 電波通じず
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芯平
穏やかに顔を並べる野菜たちお前のように優しくなりたい
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樽呑悪戯心
ついついとうっかりあげて間違えてむさくるしい詩のテーマは恋愛
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樽呑悪戯心
つき進む覇業の道をまいもどるこころもおどる剣舞の宴
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東大寺
お彼岸の 陽は穏やかに 昇り来て 明け行く町に 響く鐘の音
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蒼山城守慶次郎
なぜ起きる妻の疑問に即答す起きるの同じ吾が分身
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樽呑悪戯心
奉行ひとりも居ぬ鍋の邪魔くささただぶち込む役が俺一人
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樽呑悪戯心
にこごりを人生などとおでん種深そうだけどそれっぽいだけ
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詠み人知らず
携帶で 釣りをしてゐるみたいだな 隣の 女子も をぢさんも
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霞草
林檎柿 茄子に秋刀魚と 食い漁り メタボ気にせぬ 食欲の秋
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霞草
早朝の いつも通へし 散歩道 挨拶交わす 人引く犬へ
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士心
下鴨の手水に流す旧い孤悲 君と歩いた十月五日
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士心
ちはやぶる神のながせし血の如く 溢れ落ち逝く鞍馬の椛
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士心
横倒る距離が問題なんじゃない 越すに越されぬ大井川かな
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空魚
座る猫 走るリーマン 陰る空 ルーチンワーク 君のお迎え
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空魚
薄寒い 夜長にふたり 星を見る 毛布はまだいい 君が居るから
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