うたの一覧
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詠み人知らず
ぶら下がる洗濯物が落ちぬよう腰を屈めてパソコンの前
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詠み人知らず
牛蒡煮る蒟蒻を煮る芋を煮る田作を煎って豆ことことと
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山本克夫
そういえば去年はふたりで掃除した小さい部屋がとても大きい
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山本克夫
わたくしの歪んだすがた消えるまでガラスクリーナーでみがく鏡
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山本克夫
年の瀬の新聞のチラシの少なさにサブプライムローンとつぶやく
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仁 呼
新玉の 春を壽ぐ 餠玉の 紅白うれし 梅のつぼみよ
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只野ハル
新年の 最初の一首 誰が来る 私もトライ してみるつもり
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只野ハル
大晦日 何をあくせく 朝湯して うたのわチェック すべてそれから
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只野ハル
五首制限 日付変わりて まとめ打ち 投稿スタイル 変わるうたのわ
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只野ハル
アナログの ブラウン管に 映したい 抑えたトーン 先に無くなり
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只野ハル
去く年の 思い出いくつ 探しても 君の面影 絶えて辿れず
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宙(そら)
満天の 星に囲まれ 過ごす夜 灯りを消して 二人で過ごす
2
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紫苑
万華鏡覗き見入れば仄暗き筒の彼方に明日見ゆるらむ
5
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武谷有人
月明かりほのかに照らす君の部屋カーテンはなくもう君もいない
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みかなぎ
柔らかき緋色の道の尾根尾根の朱の御社の燃ゆる緋袴
8
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みかなぎ
変わったと見違えたのは僕の方思ひもよらず今気付く恋
2
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士心
すきだって言う事さえも罪になる そんな恋などしたくないのに
1
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大河
嘆きつつ 心を込めて 見送らむ 天寿の峰を 越ゆる旅路を
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笑能子
世は鏡玉も藻屑も均しかり合間合間に息ぞ流れる
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音波
満腹になったかなって触る手の薬指だけ少し冷たい
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