うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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鮎美
遙かなる雅樂の調べは平安朝きみの香りに胸ときめかす
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士心
君の無い夜がいつまで続くのか 会えるが先か狂うが先か
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ととぅ
肩を抱き 見つめあう距離一インチ 勇気は出せずに額をコツン
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士心
得るものと喪うものとを計るたび どちらが重いか思い知る恋
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笑能子
淡々と唯淡々と川面視る声の大小強さにあらねば
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芯平
地下鉄で向かいに座るその涙星見るまでに晴れるといいな
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早百合
いい子だと頭の上を撫でている掌は嘘の分だけ重い
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紫水大夫
風のよう鳥のようにも雲のよう あじゃらの森にハングライダー
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鷹雪
血は出ない 在るかどうかもわからないのに こんなに何が痛むのでしょう
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早百合
百合という名に生まれても純潔を保てず今日も腕に抱かれる
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鷹雪
痛いけど そりゃもう死ぬほど痛いけど それでも来世に君に会いたい
4
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じゆん
いま何かしようとしたがもう何をしようとしたか思い出せない
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鷹雪
苦しげにやさしい嘘をつかないで いっそ嫌いになれないじゃない
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弦跳
一雫の糊で合はせし封筒のごと 開けば破るる我が心かな
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メガネ
三人の孫らの贈りしお守りはベッドの手すりに仲良く並べり
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紅猫
一度だけ もう少しだけ あと少し 押さえる自分と 競い合い
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メガネ
秋の夜にま白き月の美しく闇夜を照らす光明となれ
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メガネ
見送りに立ちたる病の身をおもひ足早に去るも我が背は寂しく
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くりわら
親思う 先の不安と 身を案ず 距離は離れど 寒空ひとつ
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芯平
入り口でいつも留まる掟の門一度くらいはくぐってみせてよ
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