うたの一覧
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只野ハル
湯に浸り 浮かびし一首 湯上りの タオルに拭かれ 乾いて消える
1
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只野ハル
リピートや 解説の要る ダジャレ吐き 空気を冷やせ 温暖化阻止
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雲のジュウザ
月影で ふと眼に入る 小さき花 愛でて感じる 輪廻転生
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宙(そら)
君とボク 同じ氣持ちさ 寒さ耐へ 一緒にさあ 温まろうよ
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東大寺
わずかでも 愛の記憶が あるのなら 見つけて欲しい 君の真心
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東大寺
花は華 美しく咲き 夢を見る 麗しい時 永久に流れん
9
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東大寺
君が居る めぐる季節の 真ん中に 二十歳を迎える 娘のように
9
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詠み人知らず
今晩は季節の変わり目大雪と気象予報士笑顔見せずに
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詠み人知らず
退職もあと数年のこととなり何故か気力が失せつつあるの
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どるちぇ
ため息を重ねてふたり夢のなか溶け合ったままこのままずっと
2
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詠み人知らず
常識と 云う句を用いて あの馬鹿を 説得している 俺も馬鹿
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栞
きみだけが知らないきみのテーマ曲鳴るのを待って過ぎ行く一日
1
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あかり
スプーンをおさじと言った我を見て 昭和の匂いすると君笑う
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8月24日生まれ
世の中に大事な物が多過ぎて 一つを選べず全て失う
1
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雲のジュウザ
螺旋階段 一段一段 登りつめ 己の道へと いつかはきっと
1
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ぷよよん
屈折す焦点めがけて飛び込んだ 鱗ひとひらきらめいて 空
2
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ぷよよん
あかねさす君のほっぺにチュッとする 宵の明星 ないしょにしてね
4
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ぷよよん
マスカット つるんと皮を脱ぎ捨てて ころがす舌にわたしのジュース
2
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ぷよよん
プリズムにあたしほどけて空になる あおのあおさにさかなが泳ぐ
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ぷよよん
微笑みと邪悪をかかえ舞い降りる 東京砂漠に真冬のヴィーナス
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