うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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笑能子
日々の泡豫期せぬ折に密になる飮まれぬ樣に噐に移し
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向日葵
衣食住 満たされている ただひとつ 君の不在が 物足りなくて
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詩月恵
この空気スーツケースに詰め込んで持ち帰ります君の代わりに
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向日葵
「あんな事もあったよね」って いつか又 友達に戻れる日がくるのかな？
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詩月恵
離れても縮まることはないことに気づかないふりしているだけで
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詩月恵
欲張りになってしまって苦しいよ 雨の日だけは泣くことにした
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詠み人知らず
ここにないものほかにあるのかという自問自答を繰り返す夜
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Orekun
吾を統ぶ五月の鷹へ ぼくは両手をひろげてジャンプする
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黒猫姐
いい匂いあなたがいつも囁くから今日も私は同じ香まとう
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ゆら
トイカメラちゃっちい窓からのぞく僕 しっぽふる犬 四月はすてき
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弦跳
鶯の巡り帰れる枝はあれど 我がかいなきにし人来ずとや
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南 葦太
僕なりの方法論と経験と君の気分で決まる夕食
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南 葦太
手のひらに乗るような幸せだとか３６度の手のひらだとか
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南 葦太
失ったものの大きさ 手に入れたものの優しさ うん まぁ いいや
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四季野 遊
ただ一人雨音拾う真夜中に君はどなたの胸で夢見る
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只野ハル
雨に涙を思う人の心には悲しみが降っているのだろう
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只野ハル
今日から不在になる机は嘘じゃないと知っている四月一日
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ゆら
ワイシャツを脱いで泣かせて私にはもういくところがない気がしたの
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四季野 遊
春はまだ名前ばかりの氷雨かな君待つ道に散る花哀し
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ゆら
切なさに今満たされる くちびるに君の指先、爪を感じて
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