うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
さる
老ひの身に 黄泉の国から ひたひたと 迫り来るよな 影一つ見ゆ
5
もっと見る
-
さる
ゆすらうめ 夏近づくと 思ひ出す 紅色の実に 母の面影
4
もっと見る
-
三夏
海と山どっち好きとかきかれるが君のいるこのここが好きです
4
もっと見る
-
山本克夫
揺り籠のなかに栄養チューブの管をつけて見る夢の続き
2
もっと見る
-
山本克夫
あきれるほど美しい記憶にはならず薄れてゆく六月の空
3
もっと見る
-
山本克夫
君なんか捨て駒だよと言われ せめて桂馬ぐらいでと願う
7
もっと見る
-
八神 風萃
この身体 動けるうちに 成し遂げたい何をなすのか 何をなすのか
2
もっと見る
-
やすむ
はんそでな小学生にわかるかなただ純粋の欲情ベイビー
3
もっと見る
-
やすむ
朝雨の庭にかがんでぶきっちょな宇宙の迎え待っている犬
1
もっと見る
-
たかしほ
蓮池前にしゃがんで ずっと一緒だ、なんて言葉の重み きみは解っているの
1
もっと見る
-
紫苑
材木座波は素足にやさしくて夕暮れどきの海と対話す
4
もっと見る
-
紫苑
風に鳴る赤き風車の丘ありて彼岸の淡き陽の差しにけり
2
もっと見る
-
栞
着信がうれしいことがかなしくて全然きみをあきらめきれない
4
もっと見る
-
栞
窓ガラス静かに伝う雨粒を眺めつつ泣く 今なにしてる？
1
もっと見る
-
詠み人知らず
かなしみの底を焦がして焼くプリン君の口にはきっと合わない
13
もっと見る
-
詩月恵
「なあんだい？」優しく答える君の名を何度も呼んだ 好きが言えずに
2
もっと見る
-
のびのび
縁あって愛したひとだし我慢するよ 切れたくちびる血の味の笑み
2
もっと見る
-
のびのび
アドレスにはささやかな願い折り込んで二つ重ねるｓｍｉｌｅの文字
2
もっと見る
-
笑能子
季の旬を八百屋で知りて安堵するまだそこまでは仮想ではなく
1
もっと見る
-
銀ねず
ひたひたと私を尾ける東京のタヌキはきっと四畳半敷き
6
もっと見る
