うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
路地物のいちご食べればすっぱさに 幼き恋を思い出してる
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螢子
本日は公民館の句会なり みな健やかに「ツバメ」を詠う
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螢子
空泳ぐ役目を終えしこいのぼり次なる役目川泳ぎゆく
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螢子
今日もまた空には月も星も無くいつになったら逢えるのだろう
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チェンジアッパー
サーカスのライオンのごと街中を走り續ける自轉車の主
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浅草大将
夜もすがら一目みやまの時鳥まつの戸に聞くあけがたの声
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キタハラ
マキロンでさんざん消毒したけれどきみを想えばやっぱり痛い
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浅草大将
身は住めど心はここにあらし山荒ぶ小ぐらの夕暮れの里
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下地杏
傷口に触れる誰かの親切にかぶれて心腫れあがる夜
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月光
鋭角の 言葉が連なる 別れ時 雨降る夜の 丸い角部屋
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月光
さっきまで わたしの中で 大暴れ 出すのも出すと へなちょこくん
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白亜
離れても 思い出せるように いま つないだ手から芯にともす灯
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河内人
夏の陽の 差し込む窓に 君の影 今日は命日 花を飾ろう
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河内人
ブラックの コーヒー無理して 飲んだら やっぱり苦いが これが美味い
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詠み人知らず
吾は吾 そねむ心を押し籠めても なお片思ひは苦しかりけり
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愚理倫
遠き日に忘れたはずの恋心 燃ゆる想ひは遠き花火か
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ほたる
阿修羅像に恋い焦がれる人多すぎて 静かに見詰め合うこと叶わず
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愚理倫
言問ひの歌を読み逢い贈り逢い 永久に続けよこの歌垣よ
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只野ハル
時刻む音に混じりて鳥の声目を開け見やる白みゆく窓
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只野ハル
拍手ボタン押すように蛍光ペンのしるし付けつつ平成万葉
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