うたの一覧
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詠み人知らず
一面の萌黄の海原 風立って なびけ黒髪 平城京跡
8
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ゆら
もう今日は疲れちゃったな口ずさむ歌の調子も外れちゃったし
5
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詩月恵
街角で貴方の匂いとすれ違う 相思草 巻き戻る時間
7
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ゆら
誰か私を微分して 肌をかすめる銃弾の鋭さで引き裂いて
2
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ゆら
えるしってるか こころのなかでわたくしがなんどここからとびおりたかを
4
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ゆら
そんなこと楽しいですか僕たちはもうこんなにも渇いてるのに
1
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赤橙黄緑
揉み消された吸殻が横たわってる灰皿をただ見つめていた
3
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赤橙黄緑
大船に乗ったつもりが泥船で泳ぎが得意でよかった。めでたし
6
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やすむ
永遠の 雨からにげて 月の上さがしていたよ ふれてよい闇
3
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赤橙黄緑
遅れる!と駆け出し横切る公園で競走してくるミニチュアダックス
2
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詩月恵
心ならとっくに亡くしているけれど 忘れることができないでいる
5
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赤橙黄緑
楽しみのクリームソーダ飲み干して白い膜はる氷を見つめる
3
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じゆん
とりあえず、でんしんばしらのてっぺんで、いちばんはやく、あさをみつける。
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銀ねず
七月の風は見えそむ のつそりとちひさき雲の流れゆくなり
4
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浅草大将
くれはとり彩の文目の綾に織る雲のはたての天つ羽衣
7
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螢子
月末の棚卸し終えた吾子の肩湿布貼りたる我は母なり
4
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じゆん
抱き合わせ商品みたく入ってた ただそれだけのオマケの涙
3
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ゆら
たすけての気持ちでした 携帯に二時間縋って残ったものは
1
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向日葵
地獄行き覚悟してるの?そんな嘘天使みたいな笑顔でついて
0
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田中ましろ
あなただけ笑わないまま過ぎていく時間に重さがあることを知る
2
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