うたの一覧
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やすむ
軽い尻で生きる覚悟もないくせに半分憎い猫に掻かれる
1
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田中ましろ
失ったから大切になったんじゃないよただもう一度会いたい
8
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田中ましろ
諦めることが上手になりそっとオトナ迷路の扉は開く
10
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イマイ
きみの脚ばかり見ていた頃よりも暑さは重く体を覆う
2
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水葉
それはきた私のもとへその隣雨の中での感謝のボール
3
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水葉
それはきた私のもとへそれはきた左斜め前ホームランボール
3
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佐々一竹
煙突が壊されてゆく閉店後三日もたたぬ元銭湯の
7
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山本克夫
きらきらとかがやく嘘にかこまれて今宵わたしはやさしくねむる
15
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山本克夫
あけがたに蛸とか海月とかも目覚めるとおもうと海はひろいわ
2
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山本克夫
感情の涸れた部分があって明け方に水をもとめて疼きはじめる
2
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山本克夫
もう掴みたいものはないのでしょう終電の吊り革に残された指
8
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まるたまる
秘め事は上手に隠したはずだけど夜は千の目を持ち記憶す
2
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水葉
空覆う雨雲降りて流るるも昨日の一戦胸が晴れるや
3
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紫苑
赤き駒御す皇帝を待ちをりぬたとへみじかき在位なりとも
5
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詠み人知らず
白にも薄桃にも紅にも戻れないこの艶知ってしまった限りは
17
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詠み人知らず
とろり蜜したへとしたたり堕ちる鎖に我と貴方が従えば其処
2
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詠み人知らず
あのひとを想える場所へ誘え風この世で無ければ何処へでもいい
10
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まるたまる
ゆっくりと時間流れるワイドショー見るでもなく専業主婦は
2
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螢子
飛行機の離陸音時計代わりにす我の一日始まりたらん
3
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螢子
夜中中降りたる雨が朝の陽にきらきら輝一日の始まり
1
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