うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詩月恵
独り占めできないひとと気づきたくなくてあなたに会わない今日も
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影待みつる
アイアイは年に二日の発情期その愛一つ欲しいわ私
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月光
意味深な 言葉を並べ 迫り来る 男の浅き 心が見える
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月光
蒼穹の 月を片目で 眺むれば 蕪村の詩ぞ 思い起こせり
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月光
彼岸花 咲きたる道の 遠きかな ふるさとの風 肌に感じて
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みづ子
ごめんなさいあなたのいない今日だけは笑顔をはがした素顔で眠る
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只野ハル
山麓の棚田の稲穂畦道の草は刈られて彼岸花なく
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美紗
胸はだけ あなたの腕に 寄りかかる 女の意味を 思い知る夜
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美紗
都には 人それぞれの 生き様が 渦巻き念の 固まりし夢
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浅草大将
秋の陽は澄める小川に耀ひて笹舟ひとつ揺蕩ひつ行く
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東大寺
私には 小さなトマトの 味がした 季節外れの 食卓の夢
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東大寺
別れ来て 君の辛さを 思い知る この一年の 蒼き空白
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東大寺
白き胸 紅に染まって 打ち震え 辛く悲しい 時が過ぎ行く
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十六夜
波際の 寄せて返すを 眺めつつ君のことだけ 考えていた
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十六夜
夕闇は 驚くほどの スピードで風と僕らを 飲み込んで夜
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竹本未來
肌寒くなってきちゃって犬と猫だけじゃ足りない温めにきて
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竹本未來
ほんとうはうんわかってたみくみたいへんなこよりもふつうがいいの
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只野ハル
たたまれた海の雫に溶け込んで切り離された想いは眠る
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竹本未來
秋晴れが海に優しくないのよ潮騒割れて空が剥き出し
10
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浅草大将
遠しろく夜の海原を照らしつつ空を静かに渡る月影
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