うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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楓
人生の最期を看取る夜明け前まだ温かき素顔紅を差す
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詠み人知らず
古き友缶のビールを残しおり紫煙の息を昨日へ吐いた
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詠み人知らず
同じ空 同じ星見て 同じ夢 あの日はふたり 確かに見てた
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山本克夫
収縮してゆく青空があつて今にも泣きそうなのはあなたのせいね
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山本克夫
ひとつ、ふたつ、なもなき星を数えたら明日のための名前をつける
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山本克夫
ながれほし消え去るときのかなしみに朝がくるのも忘れてました
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久哲
光ならそれでいいからケータイの横のちいさなちいさな少女
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久哲
飛べないと思っているね夕暮れのあやめ橋なら踏んでもいいよ
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久哲
怒りなの恋なのそれは三毛猫君ちとここに来てお座りなさい
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久哲
つながりは糸じゃないよな例えばねオンブバッタ ん ごめん取り消す
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久哲
雪虫と象の不一致 その他に海峡にだけ降る夢のこと
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向日葵
牛乳が排水口を染めてゆく 独りは５００ｍｌで充分なんだね
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居る子
悴んだ指先握り返すこと精一杯の僕の純情
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詠み人知らず
誰がために我等は呑もう仇討ちの彼等が走つた師走の深夜
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やすむ
なんにもおもしろいこといえなくてごめんねって絶望するのすらとまりそう 寒い
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やすむ
晴れの日は腐ったメロンに腰かけて午前中をさらに無駄にしましょう
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やすむ
わりと仮病で帰る途中に青果店
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やすむ
いいわけの仮病の行方追いかけて簡易ベッドで唱えるいいわけ
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志慧
今日もまた自己満足の自己否定理由を探すふりをしている
5
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佐々一竹
魂の被覆を剥けばさむざむと汝を短絡せむがごとくに
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