うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
言霊の命のあかりが照らし出す その横顔の清らかさ幼子のよう
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山桃
またも來し冬はゆゑなく寂しきにさらに夕影に立つ老いし木はも
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阿房奈児
名場面 妄想的に 空耳す クララが勃った クララが勃った
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谷川めぐむ
五年でも五十年でも待ってるよ五百年でも待つよ あの世で
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谷川めぐむ
死んでいるように見えても動かないだけで生きてはいるかたつむり
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詠み人知らず
天と地を逆さにかぶる影法師 空の嘆きを踏み潰しゆく
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詠み人知らず
ゴンドラの上で真っ赤な歌声を響かせ揺られ夢かなえ！ チャオ！
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氷魚
淋しげに にゃあと一声 ないたなら君は優しく 撫でてくれますか
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みづ子
踏みしめるいちょうの葉音かさかさと心の渇きに共鳴してる
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氷魚
温もりが無言で去り行く明け方にとびきり熱い珈琲を淹れる
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光源氏
歌方は無心のままのほうが良い欲が絡めばすべて泡沫
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光源氏
言の葉はただ一瞬のひらめきに深く関わる事をつなげし
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光源氏
言の葉の意味を知らざる歌方に誠の和歌を贈るむなしさ
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結
二度も仇を求む天命に何を見たるか益荒もののふ
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光源氏
絶望の淵によどむるうたかたのしばしあはれぶ月のまれびと
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ことり
ミント水すずろかにゆれて冬の日のあなたにすこし疎まれている
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ことり
砂色の月の夜なりぶらんこのくさりしずかにうなだれている
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山本克夫
冬の海きらきらと呼びかける遺されたあなたの言葉のようだ
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有為
ジジジとね、リコーのカメラ手になじむ僕らの街の着飾った冬
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有為
ゆく川はかなしからずや東京の冬の暗渠を黒く流るる
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