うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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光源氏
うすずみの泪に染むる桂川君が御影に絶えぬみさけび
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縁井沢康太
石は石なのだと思う子どもらの暇つぶしまたその罪として
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光源氏
この春はうつろふまでの花櫻しばし寢覺めの袖に殘さむ
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光源氏
ゆふされば嵯峨野の風にうづもれし我をまつらむ鹿のこゑかな
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縁井沢康太
衝撃とイヤホンだけがかたくなに知らないでいる事故の静寂
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光源氏
待ちわびぬいくよの春のよしの山今日もろともにすゑのちぎりを
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縁井沢康太
体中痛くて動けないからさ動いて欲しい 騎乗位がいい
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椿
午後に射すあかいひかりがたそがれのモノトーンにかわる湘南電車
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詠人不知
風たへて雲涯るそら真ん中に つっ立ってゐる クスノキのあを
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紫苑
鈍いろが蒼にあかねに染まる空いちまい切りてふみを書きたし
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たんぽぽすずめ。
風車 回すぐらいの好きだよを用意している ぐらい好きだよ
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腕鷹
今の世はまじ プライバシーないらしいテレビに写る薄型の友
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腕鷹
僕自身気づかなかった思いでるうたを詠むこと未詳の魅力
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詠人不知
サキノハカ 闇纏ひ咲く 罔両は 滲み夜めく 艶かぐろひに
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詠人不知
星の海 行く客人は 茫洋と 夜光干し満つ そら藍に揺れ
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谷川めぐむ
海のない街に生まれた影響で入水したいのかもしれなくて
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向日葵
穏やかに笑う目元が求めずにただ赦すこと求めておりぬ
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庭鳥
波の音バックと思い今宵こそあなたと海辺歩く夢見る
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庭鳥
聞きようによっては海の寄せ返す波の音に似てる木枯らし
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庭鳥
ぼんやりとあなたの姿目に浮かべ過ごす夜更けに響く木枯らし
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