うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
薫智
本たちが読んで読んでとささやいて未読の本が既に六冊
12
もっと見る
-
やながわ亜弥。
それはただたいした夢ではないのです。もぅ成ってあるさきにさきだけ
4
もっと見る
-
水煙
むらくもに翳れる月を攫まんとのばす手がなす吾のくらがり
1
もっと見る
-
水煙
来年の今日も同じ灰皿で煙草もみ消す予感の日暮れ
1
もっと見る
-
やながわ亜弥。
もう名でもない今居間はキミがいて面影をおう 風馨る 床
2
もっと見る
-
山桃
早乙女のやんまま田植機じぐざぐに稲苗植ゑてはたや霹癧神
8
もっと見る
-
悠々
天の牛あふるる乳をしたたらせものみな育つ梅雨とはなりぬ
13
もっと見る
-
まるむん
ガラス張りのエレベーター宙を飛んで行くよ白いネオンが暗闇の中
1
もっと見る
-
やながわ亜弥。
人世を諦めるほど やさしくはデキテイナイの 六十億が
6
もっと見る
-
やすむ
朝だけどさわやかっぽい朝だけど奥歯につまるバウムクーヘン
4
もっと見る
-
やながわ亜弥。
もう二度と持たないつもり。耐えたって絶えないものは あるから已に
2
もっと見る
-
やながわ亜弥。
いつだって取捨選択をしてるのは心を洗うだけだろう でも
1
もっと見る
-
きりあ
母と聽くお吉の末路徒花の咲ゐて雨降る路地裏の道
14
もっと見る
-
波並
深い海あばらの内におさめしか言葉とくとく飛沫もろとも
11
もっと見る
-
きりあ
鎭魂の九段の母は今何處散つた櫻の花瓣に問て
7
もっと見る
-
波並
母親のお胎のなかで花開き意識もせずに動く足指
7
もっと見る
-
水島寒月
また夢になるといかぬと碗を置く所作もぴたりと三木助演ず
1
もっと見る
-
波並
おおらかにふくらみへこむ輪郭が乱反射するでこぽんぽんぽ
6
もっと見る
-
薫智
階段の裏でたたずむ猫がいて僕の場所だと目で語ってる
11
もっと見る
-
夜考宙ん
流行という名の糸に操られ個性を求め彷徨う現代
8
もっと見る
