うたの一覧
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薫智
さりげなく溶け込むものが愛だって思える目には見えないような
12
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浅草大将
秋たちてまだ三日月の影もなし空を込めたる雲あつき夜
12
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じゃこ
もうこの際男やったらあんたでもあんたんとこのポチでもええわ
17
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じゃこ
男しかいない業界なら美人すぎる何何と言われたりして
3
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月末待男
真白なるカルピス液はビニ本の顔に飛び散り草陰に捨つ
2
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半格斎
夕染まる雲の梯橋み上げれば日盛りの暑さ薄まり思ふ
5
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歌織凛
鳴き終へしいのちを土へ還せしは大人になりし君の手のひら
7
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水島寒月
真白なる紙ひこうきは秋色の風に別れて草陰に落つ
3
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ベイジー
もう一歩踏み出す勇気があったなら お願い・・あたしの背中を押して
6
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青木健一
本当に世界すべてを敵にして恋人のため戦えますか(本当ですか)
4
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トーヤ
つながらぬ今日を伝えるすべなくて今日を教えてもらえなくって
3
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トーヤ
弾丸か疾風の如く駆け抜けろ小雨の夕に虫の鳴き声
3
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トーヤ
遠くから一発だけの音 響き 私の夏は終わりを告げる
9
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沙羅
水底で丸まっている我が愛は漂いながらかたちを変えてく
10
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浅草大将
夏の夜に逢坂山の関の戸も今朝あけぬればあき風の立つ
10
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只野ハル
にいにいぜみが懐かしいと公園のクマゼミの下を過ぎて行く
5
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只野ハル
もう少し待って欲しかった通り雨濡れた布団は重かったのだ
6
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只野ハル
台風のせいか雲多し猛暑も夏休みかな空を見上げて
3
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只野ハル
蜩とみんみん蝉を聞きながら親の手を引く墓の坂道
10
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只野ハル
廃屋の裏手に続く廃田の破れ案山子にただいまを言う
7
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