うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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芳立
そらにみつ日本の船が外つ星の土もちかへるけふとならなむ
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餅野ロン代
紙粘土こねた手をすり足をすり蛇口へ赴く蝿のあきらめ
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まるたまる
まぼろしの子供手当よマスコミはなぜ権力を監視しないのだ
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８月２４日生まれ
人々の喜怒哀楽は気にとめず 川と時間は流れ行くだけ
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餅野ロン代
「じゃあ切るね」その声がまたなくなって部屋に舞い飛ぶ虫を殺した
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ほたる
「わが胸は白壷」と詠む牧水の壷にあふれる水浴びる夜
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さなせそ
消失をネットがつかみ離さない「どこかのわたし殺人事件」
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さなせそ
大丈夫 世界が滅亡する前の時間は十分とってあります
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ゆき
川べりで 鳥に餌やる人がいた僕も優しさをちょっともらった
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ゆき
落ち着けよ 恋がすべてじゃないんだと自分に言った 言ってはみたんだ
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浅草大将
うたかたの絶ゆる暇もなし壷に汲めど尽きせぬ和歌の浦水
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垂々
目の前で上下動する波括弧みたいな鎖骨 みえない未来
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芳立
あを草もかれゆく山に咲きながらゆふ菅の見むあしたやはある
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藍鼠
祭りの夜きみがかざしたともしびに踊る影あり 或いはまぼろし
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平 美盛
人生を 駆け抜けたなら やり残し ゆっくり生きたら 惰眠貪る
4
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平 美盛
月並みな 言葉で紡ぐ 愛の詩 たった一言 愛してるんだ
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平 美盛
雨に咲き 土で変わりし 花の色 十重に二十重に 咲き乱れんや
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庭鳥
話したい聞きたいことが多いけど黙して君が語るのを待つ
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ほたる
アイスティーのグラスの底に沈み在るシロップほどに残る恋悲し
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庭鳥
蔓花を近しく思うこう人の髪にしっかり巻き付いてたい
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