うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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沙枝
気の利いた 会話術など 持たぬから とびきりの笑み きみに贈ろう
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紫苑
天河原わたる飛沫は星と降り恋びとたちの無口をさそふ
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薫智
「ヘバね」ってつい方言が顔をだす疲れてるのか素に近づいて
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光源氏
これしきを苦にはかけまじ夜半の月あかぬ心もそらにぞありける
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光源氏
暮れまどふ心の闇の天の川流す浮き名に渡るかけはし
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光源氏
人知れず心をとざすあやめ草やがて消えゆく露にまがへて
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悠々
キャバクラの女歌詠む東雲の空にかがよう明けの星あり
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卯月
やさしさを探してごらんオレンジがこんなに高いこの世界でも
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笑能子
上に居る人の甘えでだらだらと廻る社会に明日を問われ
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薫智
自転車で下り坂道駆け降りたエアコンよりも風は涼しげ
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沙枝
一心に 絵を描く背中 問うてみる 一緒に暮らす ひとはいますか
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やねうらねこ
ＣＴの音のふるはす待合ひの乾くソファーに時間がたわむ
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加祢
夢うつつうつりひらける万華鏡ゑも言はれ得ぬまろき音して
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芳立
ら抜きなる世にありてなほかたくなに則ふむわれぞことにわづらふ
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安奈
七夕は皆様浴衣で御来店季節感じるキャバ嬢の衣装
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安奈
当店にＡＴＭは置いてませんそれと私はメイドじゃありません
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安奈
花なんて分からないから取りあえず庭のクローバーからはじめよう
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詠み人知らず
家事できず食事もとれず寝てばかり我を気づかう夫の優しさ
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雪割草
黒膜を通してみると黄緑にその輪廓を人目に晒さん
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雪割草
燦然と光り輝く日輪に黒膜つけて観察をする
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