うたの一覧
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詠み人知らず
朝晩に仏壇のお水かえながら父母に向かい語りかける我
12
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卯月
自らの異端に気づきジョーカーはトランプ箱の世界を棄てた
6
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山本克夫
泣き出した雨の理由を知りながら狭いこころに阻まれている
9
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山本克夫
ゆっくりと閉じるのは瞳のようで見えないことの淋しさの闇
3
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山本克夫
ごめんなさい脇目も振らず駆け出した未来が見えた気がした
3
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山本克夫
ただ草原に立ち上がる噴水があればいいと思っただけです
3
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芳立
わだつみの蒼にも燃ゆる茜にもなべて染まなむ果てぬ梅雨ぞら
17
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やながわ亜弥。
まわりには出来る人たちばかりいてどうでも良いと方法を視る
7
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芳立
前線のきはに涼風さはぎつつ今きたるべき送り梅雨かな
13
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詠み人知らず
猿の子はあおいばななを眺むれば手の触れずして離れて行きなむ
6
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やながわ亜弥。
十の年 生活臭のない居間は針に追われて「生きろ」と鳴った
8
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薫智
いつも見る友達未満の白猫に黒いハートの模様見つけた
12
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紫水大夫
山車の上狐面して腰を振る 男幼子爺をはなさず
9
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やながわ亜弥。
理論ほど積み重なれば削除して抽出をする 美味に稀とみ
1
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やながわ亜弥。
違和感はサインだからさ そのままで廃棄するのも仕方ない術
3
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やながわ亜弥。
「大好き」と喧嘩別れをしたキミにスレチガウトキハカリカケテル
2
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紫水大夫
昇龍八重芯菊先紅緑 みなあふぎみむ夏の夜の夢
11
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紫水大夫
ぬばたまの闇をわけてぞのぼりゆく はなちるまへのふとき火柱
8
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詠み人知らず
里芋の葉につく水滴撮ってねと友に頼まれ喜んで撮る
8
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薫智
目の前でピコピコ揺れて動くから君のしっぽを握ってごめん
12
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