うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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只野ハル
すべての戦死者の霊は今も絶えぬ戦死者を如何に思わん
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只野ハル
敗れて終わったの終わった方を強調したいから終戦記念日
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只野ハル
耐え難きを耐える時代じゃなくてよかった我慢強くないから
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芳立
飢うる身に無常の風のふく夕も見捨てたまはぬ徳ぞたふとき
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ひろん
特別な着信音は用意せず来るはずがないメールを待つ身
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すよ
大輪の花が咲いたよ夜の空東京湾では万人仰向け
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みなみぐち
まっさらなキャンバスに生まれ二十余年もいちど白く塗って良いかな
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安奈
恋人といちゃついているリア充を見たって悔しくないんだからねっ！
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はなはな
赤ちゃんを あやす手元がぎこちなく けれどいつもニコニコ笑ってる
7
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はなはな
甥っ子が 帰る時には置いて行って欲しいと思わず言いそうになる
7
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聴雨
はつ秋の花にしたたる銀の雨蕾ほころびくれなゐ匂ふ
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ゆき
世の中と繋がってたくて携帯を開いて 閉じて 開くパカパカ
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みなみぐち
雨けぶる府中街道ぽつぽつと赤い傘追う午後２時デニーズ
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芳立
「さびしくて無性に声が聞きたくて」その手は俺に通用しない
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光源氏
身はそぞろ宵の涙の浦千鳥夜を明かしつる夢のさやめき
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螢子
蝉時雨に蜩の声重なりて病院の森に日は傾きぬ
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螢子
亡くなりし歌人のうた思いをり蜩の声遠く聞きつつ
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光源氏
ただ一夜錦の紐を解き開けてくづるる身をば樓閣の如し
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螢子
忘れよう忘れたくない忘れよう想ひゆらゆら波間に揺るる
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やねうらねこ
発芽した豆の双葉の立ち姿まつすぐ伸びて良い子ばかりだ
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