うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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猿ノ丞狂介
艶然と百日紅の咲きをれば恥ぢし猿は座をすべり出づ
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只野ハル
人類がまとまると思って悪役演じた異星人の失望
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たんぽぽすずめ。
朝顔をひいふうみいとする指の先には数の要らぬ秋空
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石銅サヨリ
君の持つ名刺入れには惑星の固有名詞が見当たりません
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悠々
下ネタはなるべく詠まぬほうがよいリアルセックス可能なうちは
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三夏
笑顔という優しい垣根超えて在るあなたの庭にいつ入れるのか
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新田瑛
夕間暮れ次第に伸びてゆく影の何処から私であるか判らぬ
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新田瑛
砂利道をはだしになってあるくのはいつ以来だっけ もう痛くない
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垂々
檜にはなれないことを知っていて生き抜くものに明日こそなろう
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水島寒月
暮れゆけば金木犀のひときはに濃く匂ひきて秋冷となる
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トーヤ
ちょっとだけ心に欲しいぬくもりをわたしにくれた秋の肉まん
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石銅サヨリ
孤独とは佇み方の問題さ見てごらんあのつぶれたパチ屋を
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トーヤ
尽きないね校門前のおしゃべりができなくなると知っていた星
6
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ふきのとう
金色の金木犀見上げては香り楽しむ母の横顔
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シュンイチ
あるはずのなかった夢に噛り付くリバー・フェニックスの死を想いつつ
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ふきのとう
母とふたり金木犀薫る頃散策した長土塀通り
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さめ
鳥よ鳥 キミが蹴散らす吾の宇宙 治らない深爪 愛してる
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垂々
「愛人の薬指こそ指輪法」（二〇一〇年一〇月施行）
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薫智
狐っていわれてスネ夫思い出す加えてドラえもんが真似した
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薫智
見間違い今日のオススメ一品はきまぐれでなくまぐれカレーで
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