うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うみ
トラックはここで末切りしたらしい踏みしだかれた草の亡骸
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さめ
全部夢ならよかったのにとキミきょうも東から順に順に夜
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浅草大将
春なれど心さむきに耐ふる夜はせめて思はめふるさとの花
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げしゅと
ギリギリのポーカーフェイスでバレぬよう部屋で一人でイメトレしている
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透
きみが今夜逆らっているのは距離か吾か苦しくあまい絶頂の息
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詠み人知らず
わが身をば虫に借りせば詠まましを出でし地獄の春の愛しさ
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透
初対面の吾を組み敷いたその腕を不思議と欲しくなる午前二時
3
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げしゅと
名付ければ愛恋情欲あるけれど実際のとこ傍に居たいだけ
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只野ハル
何度も同じことを聞かれ何度も応えまた聞かれまた応えて
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あどりあん
時巡りわだかまり消えまた出会うこの先共に夢描くため
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透
ひとりごと何度も口の奥で舐める「きみを愛することにしました」
6
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透
好きだよと告げられた先にあるものを探して迷う地図のない島
7
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透
知らぬ間にきみの話が増えており春先の雨に濡れていられる
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ちとせ
たがためかそそとまといしゆきげせう はるきたりなばけなましものを
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水島寒月
こひ猫のくぐもるこゑを聞く夜に中勘助の詩集読みをり
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ほたる
アイデンティティー隠したいからマスクする君たちの目は誰の目ですか
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只野ハル
雑炊炒飯粥レンジで加熱残りご飯の昼飯問題
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十六夜
ヒヤシンス小さな花にひとつずつ込めた想いをあなたのもとへ
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在原紀之
あまりにも綺麗な夕陽だったので言葉に出来ず歌にも詠めず
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弦跳
冬なればふくれ面なり群雀 春至りなば千代千代となむ
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