うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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さる
春は来ず行方不明の友の名がリストにありぬ胸はりさける
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京
弓の根本から先まで滑り下り髪にからんだ埃をなでる
1
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浅草大将
放射能よりもこわいで大阪に今日も降る降ることだまの雨
14
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敷島ヤマト
糸は強く太くあるべしバランスの悪い「繋ぐ」が風にたなびく
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狭霧
咲かぬ間に命断たれし桜枝の怨みはいずれ花と散るべし
5
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狭霧
何心なきて咲くなり桜花 故に哀しき故に麗し
4
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みみ松
ぎこちなく我ノコひけばどこからかホッホと鶯カカカと烏
3
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みみ松
落とした枝に冬越しの蛹が二つ蛾になろうとも飛べるは尊し
3
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舞
見る吾も花も濡らして春の夜優しく包む銀色の雨
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詠み人知らず
薄暗き林道のふと明るみてコブシの花はさきいたりけり
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狭霧
陽炎の春告げ鳥は幾声も鳴きしをされど雪降りやまず
3
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高野鴨
合格の 縁語凝れる 早春を 過ぎて澄みゆく 新学期の空
5
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詠み人知らず
転勤で心不安になる友に薔薇のブローチ心こめ作る
3
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ちょうのすけ
君がいる 幸福という日常に 息をするよに 水飲むように
5
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ちょうのすけ
「頑張れよ」「頑張ってるよ」 わかってる。それでも言うよ、何度でも言う！
0
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詠み人知らず
年単位原発冷却かかるかもこのままでは日本が危ない
3
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みみ松
この月にこの和を知るは神様の思し召しやと無宗教でも
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狭霧
梅園の野点に降れる淡雪は春妬みつつ帯に融けなむ
5
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いちご姫
冷ややかな水面に写る己の眼鋭く見えて三歩退く
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薫智
できないと諦めるより玉砕を僕は選ぶよ前に出るため
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