うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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緒川みるな
四連休 終へて幽けき 秋の風 蟲のこゑこそ あはれなりけれ
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詠み人知らず
一瞬の光夜空を掠め去り夏も惜しまぬ打ち上げ花火
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芳立
うつせみの世にうつろひの風ふきてあきらめかぬる夏のぬけがら
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トウジさん
夢見鳥蜜を所望と来たるらしガラス窓越し夢叶わずや
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白緑
融けちゃったミルクチョコレート誰のせい私のせいか、そうか。私か
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舞
黄色葉のふわりと落ちて虫食いの穴から覗く青空高く
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おじい
搖るるもの みな身近にて みすず刈る 信濃の野邊に 汝れが手を振る
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び わ
これでもかひたすら苦難受け入れて武蔵は望む頂上めざし
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白緑
ゴロゴロゴロ配達員か雷鳴かゆめかうつつか秋のゆふぐれ
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横井 信
道端の鳳仙花から種の飛ぶすぐに聴きたい君のひと言
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草木藍
引抜けば根の先に揺るる落花生ゆらゆら揺れる吊るし雛かな
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谷村思亜
仆るまで 道なき道を独り往く 深度二万を見下ろす月の瞳
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高松 蓮
起きて這い 一口食べて 開けた窓 光る三日月 身に沁みるかも
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ななかまど
秋茄子は嫁に喰わすな正論を掲げて皿にのるは焼き茄子
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灰色猫
言葉って薄情だよな歌っても伝えたくてもどこまでも嘘
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名鈴
目覚むれば 知らぬ自分に 生り終へて その外見に 合わせ生きてゆく
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白緑
ひとの手はなにかを隠すために在る例えば私のこんな気持ち
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トウジさん
絆された鷹は蒼穹に思い馳せ愁毛立つも志立つ
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舞
花壇には祝祭の日々ゆく季節を俯き送る向日葵の列
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おじい
生い立ちは 窪んだところ その遠き 卑屈さもてる 淋しさにゐる
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