うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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雨夜
わくらばに吹き澄ましなむ風のごと湧きて踊るる愚者の札讀み
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詠み人知らず
明日には 文を出したい 絶対に 彼の行動 次第で動く
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陰陽師
いはれなき誹謗受けつつ去りゆきし 歌人ありしは誠に不條理
2
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橘
チューリップ咲けば記憶のよみがえる親指姫のメルヘンの挿絵
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音弥
氷雪に眠る屍を乗り越えてアイゼンの音は頂へ続く
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舞
小樽なる北の港の冬色の海は寂しく空は寂しく
7
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詠み人知らず
ボロボロの 鞄を持つ彼 プレゼント 同じ鞄を ネット購入
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横井 信
川沿いに曲がりくねった道ゆけば茂みに咲いた梅も満開
16
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恣翁
訪ね来る客の無ければ 終日 雨を聞きつつ 無聊託ちぬ
13
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ななかまど
やわらかき苦味かかえて蕗の薹春はまっすぐ母の忌近し
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へし切
老いぬれば 孫を抱きぬ喜びに 浸れることは命なりけり
12
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橘
受付に飾ったピンクのスイートピー頂き物の春の貸し出し
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名鈴
放生を 行ぜし者は 功徳にて 水府に遊ぶ 金鯉となるらし
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水紫
ありのまま綴る歌にも共感者詠んでは休み今後もよろしく
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桃山
あらまさかまさかまさかの花粉症くしゃみ頻発この目の痒み
3
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卯月翼
少しだけ強いお酒を二三口飲んで横たう眠れない夜
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舞
明日というふたつ文字なる言霊の老いと若きと違う色して
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みっさん
僅かなるタクトの動きに曲を乗せ知性派べーム淡々として
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シダ
あかつきとみなばやがてはしらじらととけぬるしもに追はれつるつき
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シダ
生ぬるき薄暮に浮かぶ弓張の弦もはるには心許なし
6
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