うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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シダ
世を離りてかりほの庵とむすぶ処は夜の風のみぞ冷たからまし
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シダ
人の去に塞くべきもなくたちふるや軋む柵のおと聞けばさびしき
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つばす
高台の公園目指し駆け登る 気持ちはロッキー歌に背を押され
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横井 信
雨を呼ぶしめった風の振りまわす枝に花咲くさくらの並木
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芳立
彼の岸は照らしたまへりこの春もはやり病に騒ぐわれらを
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半格斎
花のある墓石やなき墓石 彼岸会の ひとつ隣におすそ分けする
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ななかまど
春風のなかを歩めりゆくえなき温みつつみて冬は遠山
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御宿川蝉
春の海 潮の匂ひの立ち初める おぼろ月夜にうかぶ面影
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詠み人知らず
フリマにて いらないものを 売っている ちょっとした お小遣いになる
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御宿川蝉
春宵の弓張月よ雲居より 我が思いの矢文こそ射よ
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葛城
三日とはもたぬ日和の春といふ短き時を花に惑ひぬ
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舞
晴れ舞台？出陣式か？人生の 和服袴の早乙女の群れ
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横井 信
進まない仕事に疲れ見上げれば駅のホームにのぞく青空
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草木藍
廃校の校門の前老女らが花壇の手入れパンジー盛る
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ななかまど
春彼岸客の帰りて一人居にフランスパンの穴もまた良し
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つばす
小学生はかま姿に違和感が そこまでやるか卒業式
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谷村思亜
ゆっくりと ほどけ始める桜花 薄紅色の目覚めの時ぞ
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谷村思亜
二つ三つ 花ほころびて桜花 縁を告ぐる花の心ぞ
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千映２
菜の花に埋もれるように化粧した地蔵の顔はまだ元気だか
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夕夏
とらうまのあいだにあるわうだつみがひつじさるとりいぬいねうしか
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