カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

芳立 (男性)

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本歌、九条兼実「帰りつる名残の空をながむれば慰めがたき有明の月」
「浮き」に「憂き」を掛け。
当初案では初二句が「とりがなくあづまの空の」だったのですが、変えました。

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平成二十二年六月十九日
あかりゆく東の空のうき雲に かへりみらるる有明の月