カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

島祝 (男性)

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そして、石畠は麺を喰い尽くし、底にまだなみなみと残るこげ茶色のスープを覗いて、炊飯器の中の白飯のことを、ふと、想うのである。

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平成二十二年五月三十日
起き抜けにはらも寂しくラーメンを すする音にぞ夜ぞ更けにける













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