カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

光源氏 (男性)

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「露の名殘」という語句は正治元年頃に用いられ始めた表現である。当時は悲しみの涙という意味を含ませることはなかったが、後年になって変わっていった。

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平成二十二年五月十四日
なきとよむ藤の衣にふる雨は 今際に置きし露の名殘ぞ