カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

詠み人知らず

 
怯えながらも、自分が可愛くて仕方ない君に。
日に日に体調の悪くなる私を見て、自分で歩む道を、不安そうに、嬉しそうに話すのはやめてほしい。
王様は、裸だったなんて、笑えるから。

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滝川昌之

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令和五年九月七日
 月は満ち 歪む風景 歩くのも  辛くなりつつ 君を褒めては