カテゴリー: 自然

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詠み人:

きくゑ (女性)

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霧が晴れてしまったらずいぶん寂しい朝だったかもしれません。夏日の翌日、今年の桜は嵐に合わず長持ちしたなと思うのです。

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令和四年四月十一日
散り際の桜悲しき霧に浮く 風なき朝にうすべに沁みる