カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

梅星 (女性)

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まだ宵のうちから来てくれた、あなたの肩越しに三日月を見たものだったのに、
この夜明けの月はなぜか曇ってしまいます。
ひとり涙でにじむから。

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滝川昌之

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令和二年十月二十二日
肩ごしに宵の三日月ながめしが この有明はなどか曇れる