カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

クロネコ

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吉野の山に行ってきました。山の紅葉は美しく昔も今も変わらず秋を象徴する光景ですが、枯れるときは人知れず枯れてしまうなど、その様は現代の人の幕引きのようでもあるなと感じました。

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令和元年十一月五日
夜は更けり くすむ紅葉の散る様も  行方も影も 知る人もあらぬ