カテゴリー: その他

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詠み人:

さかさまぼこ

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槿は一日花で、朝開いた花が夕方までには丸まって、そのうちポトンと落ちて散ります。
連日それを繰り返すうち、垣根にはいつか薄紅の花の一輪だになく、夏はもう取り返しようもありません。

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灰色猫
滝川昌之

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令和元年九月二十三日
逝きし夏の暑熱の名残り巻きをさめ 槿の垣ゆ陽の色の消ゆ