カテゴリー: その他

評価: (19)

拍手

詠み人:

詠み人知らず (女性)

 
住む人ないままのあづまやの門に寄り添うように凌霄花が、
まるで、名残りの夏を惜しむかのようにひとひら、ひとひら朱の花弁をおとしていく。
やがて悲しく妖しく周りをつつむ。

ブログ貼り付け用画像

リンクタグ

ブログに貼り付ける時はこちらから画像をダウンロードしてください

この歌のファン

藤久崇
吉野 鮎
幸子
コタロー
バロンマン
灰色猫

一覧

平成三十年八月三十一日
妖あやし夏の名残りを朱に染めて 凌霄花の花落つ夕べ