カテゴリー: 自然

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詠み人:

詠み人知らず

 

佐保媛自身はもう去っていたけど、まだ山には彼女の裳裾の俤が残っていて、その薄い衣がするする、全てひきあげられて、筒媛が夏の少しざらついた粗い生地の衣をかける。 そんなイメージ。フアフア。

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平成三十年六月一日
香をたてる五月の果てて白衣の 裳裾は夏を招き終え 往く