カテゴリー: 子供

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詠み人:

詠み人知らず

 
するりと手から滑り落ちる感覚。電車の扉とホームの間に、頂いたばかりの白いバックが。「落ちた!」と大騒ぎ。父がホームに降り拾ってくれた。その後何度も緑の電車の夢を見て、恐怖感で目を覚ました思い出。

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平成二十九年十二月十五日
電車から溝に消え入るビーズバック  見えし刹那に目の醒めてけり
「


」
 














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